スマートフォンのバッテリー寿命についてと、iPhoneでバッテリー寿命が長持ちする設定について解説いたします!
スマホのバッテリーは2〜3年
まずは結論から。
スマホのバッテリー寿命は一般的にいうと2〜3年と言われています。その理由は多くのスマホに使用されているリチウムイオンバッテリーの仕様。充放電の回数によって劣化します。一般的には「充電サイクル回数」として表され、フル充電を500回ほど行うと、バッテリー容量が80%程度に低下するとされています。つまり、フル充電から放電までの1サイクルを繰り返すことで少しずつ劣化します。
満充電は劣化を早める
100%充電を頻繁に行うと劣化が進むことがあります。
最近のiPhoneは設定でバッテリーの劣化を軽減するために、充電の上限を設定できるようになりました。やり方は下記の通り。
- 設定アプリを開く
- バッテリー
- 充電
- 上限を設定する。
※この設定ができない機種もあります。その場合はバッテリーの最適化をオンにするのがおすすめ。
緑色になっているところがiPhoneからの提案で推奨されている上限設定になっています。
充電回数を減らすために電池を長持ちさせる設定をしよう
バッテリーを長持ちさせたいのであれば、劣化を促進させる充電自体の回数を減らせば良いです。
私が実際に使っているiPhoneでやっている電池長持ち設定をご紹介いたします!
フレームレートを制限
こちらの設定はProモデルのiPhoneを使用している方向け。画面の動きが1秒あたり120から60に落とすというような設定になります。動きが少なくなる分電池消費もかなり節約できます。デメリットとしてはゲームとかする方は動きがカクついて嫌だと思うかもしれません。
- 設定アプリ
- アクセシビリティ
- 動作
- フレームレートを制限をオン
アプリのバックグラウンド更新をオフにする
使用していないアプリがバックグラウンドで自動的に更新されるという設定。アプリの更新は手動で十分。アプリが多い方は特にこの設定で電池を大きく消費するかもなのでオフにすることをオススメ。
- 設定アプリ
- 一般
- アプリのバックグランド更新→オフ
ホワイトポイントを下げて明るさを手動で調整
画面の明るさは電池の消費に直結します。当然暗めに設定していた方が長持ちです。自動調整の設定だと日中の外で開くと画面の明るさがMAXになってしまうのでかなり電池減ります。明るくしないと見えないから仕方ないんですが、コントロールセンターから手動で調整することでなるべく明るさを抑えられるようにしましょう。
- 設定アプリ
- アクセシビリティ
- 画面表示とテキストサイズ
- ホワイトポイント下げるオン
- 明るさの自動調整オフ
位置情報を常に許可にしない
位置情報が常に許可となっている場合、アプリを開いていない時でも常に位置情報を習得し続けるため、電池消費が激しくなります。アプリごとに設定できるため、マップで歩いた場所を記録したいとか、ポケモンGOなどの位置ゲーをやる場合は、そのアプリだけ許可にして、他は「使用中のみ」または「しない」にしましょう!
- 設定アプリ
- プライバシーとセキュリティ
- 位置情報サービス
- アプリごとに「常に許可」「使用中のみ」「しない」を選ぶ。
最後に
他にも細かい電池消費削減の設定はたくさんありますが、微々たる差のものが殆どなので今回はこれだけにしておきます。
バッテリー消費を抑えようと思うと、その分利便性も落ちるのでストレスにならない程度にやることをオススメします。
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