今年新入社員になる方へ。
私も2017年に社会人となって社会人今年で8年目というまだまだ青二歳の者ですが、この8年間で毎年100万円以上の貯蓄をなんだかんだで継続し続ける事ができていますので、そのノウハウをご紹介します。
稼ぐよりも先に節約
決してお金持ちになる必要って実は無いということをまずは前提としてお伝えしましょう。
何不自由なく生活できていることが何よりも幸せであるというマインドをまずはセットするべきだとおもいます。
つまりは何不自由なく暮らせて、自分にとっての楽しみに使えるだけの貯蓄ができる分だけ稼げれば良いんです。
その上で収入を早く上げたいと考えがちかもしれませんが、それよりも早く実践できるかつ、即効性のあるのが節約になります。
ちょっと考えればすぐ分かることですけど、毎日100円のお菓子を買って食べているとしたらそれを我慢するだけで1日100円。月3000円。年36500円の節約になってしまうんです。
そして節約を継続することで貯蓄が増えていき、貯蓄が増えるほど気持ちに余裕ができて幸福度も高まる訳です。
目標としては1年で100万円の貯金をすること。これを継続すればどんどんと貯蓄は溜まります。
節約は難易度が低くすぐに実践できるものなので、ここからは早速実践したい節約をご紹介します。
家賃
新社会人になる方はこれから一人暮らしを始める方も多いでしょう。
そこでまずお金をかけすぎて欲しく無いのは家賃。
賃貸選びのポイントは基本的には家賃が安い、職場が近い、スーパーが近い。というところかと個人的には考えています。
家賃については一人暮らしであれば、1Kくらいでちょうど良いと思われる。狭い方が部屋を広く使うために物を増やさないようにすることで、より節約につながる場合もありますし。ご自身の給与の3分の1以下くらいを目安にすると良いです。手取り20万なら6万くらいで探す感じ。
親が良いのなら、実家から職場に通える方はわざわざ引っ越さなくて良いと思う。貯金のためといえば反対する親も少ないと思います。ちなみに私自身も実家から職場に通っていました。
そして職場はなるべく近い方が良い。通勤時間のロスというのが、積み重なればかなり勿体無い。時間は取り戻せないのでここは妥協せず、多少家賃が上がったとしても近い方を選択すると良いと思います。
最後に近くの生活必需品を買える環境。ちなみにコンビニではなく、スーパーのこと。コンビニは基本的に高くつくため、なるべく日々の買い物は安いスーパーで。
水道光熱費
・料金プラン
今は電力会社を変えるだけでもポイントが貯まりやすくなって結果大手電力会社よりお得になります。
面倒であれば大手電力会社で継続するでも大丈夫。
契約アンペア数も下げるだけで電気代の基本料金を下げられる。東京電力の料金で比較すると30A935円から20A 623円に下げるだけで月312円の節約に。
Aを下げるとその分ブレーカーが落ちやすくなってしまうが、変えてみてダメそうなら戻せば良いです。
・節水シャワーヘッドの導入
シャワーの威力はそんなに変わらないのに、水量は半分になる。お風呂での水道代とガス代が実質半額。計算方法は使用状況で異なるかもしれないが、通常のシャワーと比べて30分の使用で50円以上の節約となります。これもチリ積も。
・電球を白熱球からLEDに変更
• 白熱電球: 60Wの電球を1日5時間、1ヶ月(30日)使うと約9kWhの消費 → 約243円(電気代27円/kWhの場合)
• LED電球: 同じ明るさのものは約8W → 約1.2kWhの消費 → 約32円
→ 差額: 約211円/月(1個あたり)
LEDは寿命も長いので買い替えコストも実質安くなる。
スマートスピーカーと連携できる物を選ぶと声で操作できるのでまじで便利。
・充電式電池を使う
乾電池をやめて充電池を使うことも実は結構な節約効果が期待できる。
• 乾電池: 単3電池1本あたり100円、年間50本使用 → 5,000円/年。
• 充電池: 1本あたり500円、充電器2,000円、年間50回充電(電気代10円/回) → 初年度コスト約2,500円、以降は電気代のみ(500円/年)。
数年単位で比較すると、リチウムイオン充電池を使う方が節約効果が大きくなります。
食費
食事は生きていく上で不可欠ですが、生きていくのに実際のところ月にいくらくらいの食費があれば良いのでしょうか?
ここで重要なのは、いかにして食費を減らすかというよりも、月に使う食費をある程度決めてその中でバランスの取れた栄養を摂るかです。
日本は非常に食に恵まれた国なので、月に20,000円もあれば栄養バランスの取れた良質な食事が可能です。
そして、コストを抑えて栄養バランスの取れた食費をするには自炊が不可欠。
外食はくれぐれも控えることをオススメします。自炊と比べコストは2〜3倍に膨れ上がる為。下手したらそれ以上。
そしてなるべく買っては行けないのはお菓子。
全く食べるなとは言いませんが、中毒性が高いためハマりだすとツイツイ買ってしまう癖がついてしまいます。もちろん健康的にも良いものではないので、1日チョコレート一粒、せんべい1枚など少量で抑えましょう。
1日あたりの食材費の目安(モデルプラン)
以下は、栄養バランスを重視した例です。
1. 主食(炭水化物)
• ご飯(白米150g×3食):50円~70円
• 例:5kgの米(2,500円)で約1か月分
2. 主菜(タンパク質)
• 肉・魚・卵・豆腐:1日あたり300~400円
• 鶏むね肉(1kg=700円程度):約3~4日分
• 魚(1切れ150~200円):週3回程度
• 卵1パック(200円):1週間分
• 豆腐(1パック100円):2~3日分
3. 副菜(野菜・海藻)
• 野菜(200g~300g):1日あたり200~300円
• キャベツ1玉(200円):約4~5日分
• にんじん、玉ねぎ、ピーマンなどの旬野菜
• 海藻(乾燥わかめや昆布):1袋500円で1か月分
4. 果物(ビタミンC補給)
• 1日1個(みかん、りんごなど):50~100円
5. 乳製品(カルシウム補給)
• 牛乳1リットル(200円):約3~4日分
• ヨーグルト(1個120円):週3回程度
6. ナッツ・油脂類(脂質とミネラル補給)
• ナッツ(1袋500円):1週間分
• オリーブオイル(1本1,000円):1か月分
7. 調味料・その他
• 調味料(醤油、味噌、塩など):月1,000円~1,500円
1日あたりの費用の合計
• 700~1,000円(食材費のみ)
1か月(30日分)の費用
• 21,000~30,000円
節約のポイント
1. 旬の食材を使う:旬の野菜や果物は安く栄養価が高い。
2. まとめ買い・冷凍保存:特売日に肉や魚をまとめ買いし、冷凍保存する。
3. 外食を減らす:外食費は自炊よりも割高になりやすい。
4. 安価なタンパク質を活用:豆腐や納豆、卵はコスパが良い。
月の予算を2~3万円程度に設定すれば、十分な栄養バランスを保ちながら生活することが可能です。
服
服に関してはファッションが好きという方には申し訳ないんですが、基本的に自己満足の領域の物だと考えています。
ちなみにミニマリストは着る服は常に同じ物。何着か同じ服を買い、着回すことで今日着ていく服を選ぶという考える時間をカットしているとのこと。
私はミニマリストというほどでは無いんですが、最近服に関しては無地のものしか着ていません。
秋冬に着る上着やアウターは、その日の気温に合わせて何着か持っていますけど、基本的にアウターも固定のものを使う。中に着ているのはは同じく無地。
以前は私もオシャレのために服は毎年何着も買ってましたけど、着る服を固定化することで服にお金がかからなくなったし、コーディネートを考えるという時間から解放されて快適に感じています。
携帯代
携帯電話の料金に5000円以上払っている方は絶対見直そう。
黙って格安SIMにするのもあり。ただし格安SIMだと通信速度が遅く感じるということもあるかもしれません。
ストレスに感じる場合は無理に格安SIMじゃなくても良い。
ahamo、LINEMO、povoなどのオンライン専用プランはメインブランドと同じ回線品質なので高コスパとなっています。
今は大体30GB3,000円程度。
足りない方は楽天モバイルなら無制限で使えて3,168円。
ご自身のデータ通信量に合わせて最適なプランにしましょう。
サブスクサービスの厳選
サブスクは本当に悪魔の発想だと私は思います。
娯楽というものは多少は必要ですから、無理に辞める必要は無いです。ですが、必要なものは厳選してコストを最低限に抑える努力はした方が良いでしょう。
・私の厳選して使っているサブスク
Amazonプライム
年会費5,900円。プライム会員限定のセールや翌日配送送料であっさり元が取れてしまうので、入る価値があると判断してなんやかんや社会人なってから今までずっと継続している。プライムビデオで映画、ドラマ、アニメが見れる点も嬉しい。
YouTube Premium
年間12,800円。iPhoneアプリから登録すると値段が高いので注意。Webサイトから契約しましょう。YouTube動画の広告が消滅するのと、バックグラウンド再生ができることによりラジオ感覚で使えたり、YouTube Music アプリで音楽聴き放題。広告が消えることによる時間の短縮効果は計り知れないことになっている笑。そしてYouTubeは今や学習ツールにもなる時代。ラジオ感覚で通勤中に流し聞することで、学習する時間にもなってしまう。これは画期的。
・入らない方が良いサブスク
これは個人的な考えではありますが、やらない方が良いサブスクもご紹介します。
データバックアップのクラウド系サービス
例)iCloudやGoogleドライブ。スマホのデータをクラウド上にバックアップしてくれるサービス。確かにこれは非常に便利。スマホが壊れても、ネットワーク上にバックアップされているのでいつでも復元できます。ただし無料で使える容量は非常に少ないため、足りなくなったら月額課金で容量を増やさなければならないのです。一度使うとどんどんデータが膨らんで膨大な量となり抜け出せなくなるのが目に見えているので、私は外部のメモリーカードに写真や動画を入れるようにしている。またPCでもバックアップすることでクラウドの使用を回避できる。代替方法が効くので私はクラウドは使わない。
継続は力なり
節約は短期間では正直意味があまり無い。継続する事が最も重要。
「散りも積もれば山となる。」とは良く言ったものだ。
節約というのは少なくとも生活のレベルを下げることになるので、その分ストレスは僅かながら増える可能性はある。
生活レベルを上げると快適になるため、それに慣れてしまえば下げることが難しくなってしまう。
一度入ったらやめられなくなってしまうサブスクサービスが良い例ですよね。
収入と支出のバランスを見極めて、お金を使うべきところを慎重に選ぶ癖をつけましょう。
月9万円弱貯められれば、1年で100万円の貯金が実現可能です。
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