先日、愛用していたiPad miniを不注意で破壊してしまい、その様子を動画と記事で公開しました。あれから数日……。「iPad miniの代わりになり得るポテンシャル」を秘めた、とんでもないガジェットを手に入れました。

それがこちら、Google Pixel 10 Pro Foldです。
正直、自分が折りたたみスマホ(フォルダブル)を手にする日が来るとは思ってもいませんでした。今回は数日間メインで使ってみてのファーストインプレッションを、正直にレビューしていきたいと思います。
1. 結論:iPadの代わりにはならないが「タブレット」としてはアリ
まず、多くの方が気になるであろう「iPad miniの代わりになるか?」という点について。
私の結論は、「iPadの代わりにはならないが、コンテンツ消費用のタブレットとしては優秀」です。
なぜ「iPad」の代わりにはならないのか?
最大の理由はOSの壁です。
- 連携機能: iPhoneやMacを使っている場合、AirDropによる瞬時のデータ共有や、Apple Pencil、AirPodsのシームレスな切り替えといった恩恵がAndroidでは受けられません。
- 生産性: Apple製品でワークフローを固めている人にとって、この連携力の欠如は生産性に直結します。
もちろん、Googleドライブ経由での共有は可能ですが、Apple純正の「魔法のような連携」に慣れていると、どうしても物足りなさを感じてしまいます。
8インチのディスプレイで「タブレット」としては申し分ない

一方で、ネットサーフィン、動画視聴、読書(Kindle等)といったコンテンツ消費においては、このサイズ感は完璧です。8.3インチのiPad miniを使用していた時と感覚は近いものがあります。
1枚の大画面で使用できるだけで無く、2画面に分割してマルチタスクも可能。
そして何より素晴らしいのが、「ポケットに入るタブレット」であること。
私はカフェでブログを書く際、これまではiPad miniを持ち歩いていましたが、Pixel 10 Pro Foldなら手ぶらで外出できます。この「究極の手軽さ」は、地味ながら一番感動したポイントです。
2. 意外と快適!Androidのマルチタスク機能

これまで「タブレットはiPad一択」と信じて疑いませんでしたが、Pixel 10 Pro Foldを使ってみて、Androidタブレットの進化に驚きました。
- 2画面分割が便利: YouTubeを見ながらメモを取る、マップで場所を確認しながらブラウザで検索するなど、大画面を活かした効率的な作業が想像以上にスムーズです。
- 直感的な操作: iPadと同様に、1画面として大きく使うことも、分割してマルチタスクをこなすことも自由自在。Androidの柔軟性が光ります。
3. スマホとして使うには「重さ」と「耐久性」が不安
一方で、普通の「スマホ」として常用するには、いくつか大きな壁があります。
① ズッシリくる重量感

折りたたんだ状態なら、操作感自体は普通のスマホと変わりません。しかし、重量は約256g。一般的なスマホと比較すると相当重く、長時間片手で持っていると手がかなり疲れます。
② 常に付きまとう「故障」の恐怖

上の画像はGalaxy S24と薄さを比較したもの。ご覧と通り、Pixel 10Pro Foldは、画面を広げた状態ですとペラペラです。
Pixel 10 Pro Foldは「薄さ」が大きな魅力ですが、それは同時に耐久性のトレードオフでもあります。
- 落下の衝撃: 本体の重量がある分、落とした時の衝撃は相当なものになります。
- 見た目の不安: 画面を開いた時の「ペラペラ感」は、一度でも落としたら最後、致命傷になりそうな危うさがあります。
スマホとして使用する以上は屋外で使用する事も多々あるかと思いますが、
正直、屋外でガシガシ使うのは精神衛生上あまりよろしくありません。
これはスマホとしては致命的。
③畳んだ状態だと結構分厚い

広げた状態はかなりペラペラとお伝えしましたが、畳んだ状態だと通常のスマホより分厚くなります。
結局のところ、スマホとしては6.4インチで画面のサイズ感としてはちょうど良いかもしれませんが、
256グラムの重量に加えて、この分厚さで持ちづらさもあるので、中途半端感が否めません。
4. コスパは最悪?「26万円」の価値をどう見るか
最大のネックは、その価格です。
定価:267,500円
これはハイスペックなスマホが余裕で2台買えてしまう金額です。
| 項目 | Pixel 10 Pro Fold | iPad mini |
| 価格 | 約267,500円 | 約78,800円 |
| コスパ | 低い(スマホ+タブレット2台分以上) | 高い |
| 携帯性 | 最高(ポケットに入る) | 高い(バッグが必要) |
大画面が欲しいだけなら、iPad miniを3台買ったほうが安上がりです。この端末の唯一無二の差別化ポイントは、「大画面をポケットに入れて持ち歩ける」という一点に集約されます。
まとめ:この端末は「ロマン」と「身軽さ」の代償
26万円をお釈迦にしないよう、毎日ビクビクしながら使っていますが(笑)、**「手ぶらで大画面を持ち歩ける解放感」**は、一度味わうと戻れない魅力があります。
- こんな人におすすめ: カバンを持ちたくない、でも隙間時間に大画面で作業や読書をしたい。
- こんな人には不向き: コスパを重視する、Appleから抜け出せない。
高価な買い物ですので、皆さんはぜひ、私の「耐久性への恐怖」を反面教師にして慎重に検討してみてください!


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